
楽音、サンプリング、ノイズ…様々なマテリアルを緻密にコラージュ。鈴⽊創⼠の仏⽂学者としての側面も反映されている。
制作者はこの音源のジャンルをイージーリスニングとカテゴライズしているが、否が応でも情報に溺れてしまう現代では成程、これもイージーリスニングであり、鎮魂歌にもなるのかもしれない。
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(レーベル説明文より抜粋)
仏⽂学者、作家、そして伝説のコールドファンクバンドEP-4の創設メンバーでもある鈴⽊創⼠と、ワールド・ミュージック、ジャズ、エレクトリック・サウンドなどを跨ぐDJであり、近年はモジュラーシンセを⽤い即興性を重視した演奏、制作を積極的に⾏っている森⽥潤による共演盤。
これまでにライブやCDR作品『LAST CHANCE IN KOENJI』などで既に共演を重ねていた両者が初の公式盤として送り出す本作『Vita Nova』には、「五⽉⾰命」をコンセプトに、EP-4の佐藤薫を含む複数名のゲストによる声を巻き込みながら、演奏の徹底した推敲を経て完成された「組曲68年5⽉」を含む全11曲を収録。
そのサウンドはジャンクなドラムスやピアノをはじめとした多種の楽器⾳、電⼦⾳、そしてノイズなど、性質を異にするマテリアルが、サンプリングなのか⾃⾝らによる演奏なのか∕即時なのか事後編集によるものかを容易に掴ませぬテクスチャーで礫の如く降り注ぐファナティックかつ呪術的なコラージュ・ジャズもしくはエクスペリメンタル・ジャムといった⾵情だが、⾳素材の素性の不確かさに反してその総体としての⾳楽はどこまでも⽣々しく現前性をむきだしにする、さながら「演劇」的な性質を帯びている。
【Track list】
1. La plage sous la route…
2. Au petit matin
3. No Confession
4. Le Spectacle était déjà abattu
5. The Dirty Left Bank 1
6. Nous voilà
7. Das Lied der D.
8. 5•21
9. The Dirty Left Bank 2
10. Tout sera disparu
11. Japanese Cold Turkey Homage to Michio Kadotani
レーベル:SHRINE.JP
規格番号:SRSW-502
フォーマット:CD
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