
痙攣 Vol.3 ロックの過剰 プログレ/ニューウェイヴ 特集
マニアによるマニアのための音楽ZINE。膨大な資料と知識に裏打ちされた分析/考察、現在の音楽誌や大手webメディアでは不可能な皮肉に満ちた物言いには毎回唸らされる。TOOLを題材にした短編小説「分裂者たち/樋口恭介」もこのZINEならではで面白い。
▼収録内容
◾️序文 李氏
◾️巻頭言
ロックの過剰について ―技術・歴史・共同体の視点から― 李氏
◾️プログレ編
1 極東奇想音楽絵巻 妖怪みたまん
2 分裂者たち 樋口恭介
3 ダニー・エルフマン『Big Mess』クロスレビュー
・「みんな」に置き去りにされた人物が背後から投げつける圧倒的なゴミの塊 永田希
・参照される存在としてのプログレッシヴロック 高橋祐希
・汚れと流れ 灰街令
4 わからないものをわからないまま理解するために:ジョン・ゾーンが取り組む「プログレッシヴメタル」の在り方と、そこに伴う「ジャンル」の話 s.h.i.
◾️インタールード
ロックを語ることの現在地点 南田勝也インタビュー 取材:李氏
◾️ニューウェイヴ編
1 ニューウェイヴとヘヴィメタルの融和の旅路~ゴシックメタルを介して俯瞰するHR/HMとニューウェイヴの蜜月~ tkhr _gother
2 THE SPELLBOUND『THE SPELLBOUND』クロスレビュー
・希望を演算する漆黒のモノリス 北出栞
・不在からエーテルへ 李氏
3 BUCK-TICK論、あるいは2つの撹乱について 李氏
※注意
目次見開きの各記事のページ数表記がすべて004となっていますがこれは誤植です。
▼仕様
サイズ:A5