MORITZ VON OSWALD TRIOや数々のコラボレーションなどでベルリンのみならず、エレクトロニック・ミュージックの拡張を果たしてきた音楽家MORITZ VON OSWALD。（ヨムキクノム的には元Palais Schaumburgと言いたい） 本作はなんと、彼のキャリア初となるソロ名義作品。「SILENCIO（静寂）」のタイトルのように、静かな時間に移ろう光の明滅や雲の動き、空気の揺れを音に置き換えたような電子音響作品。 ＊＊＊ （ディストリビューター資料より抜粋） 長年インスピレーションを受けてきたヤニス・クセナキス、エドガルド・ヴァレーズ、ジェルジ・リゲティの作品をさらに発展させ、ヴォーカルコンソート ベルリン(Vocalconsort Berlin) と協力。光と幻想と闇の不協和音を行き来するポスト・エレクトロニカ・作品を仕上げた。 ベルリンにあるモーリッツのスタジオで、EMS VCS3 & AKS、Prophet V、Oberheim 4-Voice、Moog Model 15 などのクラシックなシンセサイザーを使用し作曲。フィンランドの作曲家兼ピアニストであるヤルコ・リーヒマキ(Jarkko Riihimäki) によって合唱団用の楽譜に転写、オルベルク教会で演奏されている(名門マスタリングスタジオとして名高い D&M こと Dubplates & Masteringや名店 Hard Wax がオープンした場所から極近所であるクロイツベルク地区にある)。 30年以上に渡るモーリッツ・フォン・オズワルド と TRESORの関係がもたらした新たな有機的反応は、世界の電子音楽愛好家はもとより他ジャンルを志向するリスナーも惹きつけることになるだろう。 【Track List】 A1. Silencio A2. Luminoso B1. Librarsi B2. Infinito B3. Colpo C1. Volta (Version) C2. Infinito (Version) C3. Luminoso (Version) D1. Volta D2. Opaco D3. Opaco (Version) レーベル：TRESOR RECORDS 規格番号：TRESOR339LP フォーマット：LP（180g重量盤2枚組） ▼『MORITZ VON OSWALD / SILENCIO（CD）』はこちら https://yomukikunomu.stores.jp/items/656080d653ebeb5921f0959c