

本作は、北国の厳しくも美しいランドスケープのために奏でられた、サウンドトラック集。
京都在住の音楽家、Polar M=村中真澄。2024年にリリースされた本作は、北海道出身の映像作家・写真家 北川陽稔が手掛けた映像をきっかけに制作された音源が元になっている。新たにフィールドレコーディングやストリングスを加えて再構築、北国のランドスケープをより深く美しく表現する音楽となった。
壮大な北の大地で繰り広げられる様々な自然現象を想起させるエモーショナルな楽曲群は、エレクトロニカ、ポストクラシカル、アンビエントなどの様々な音楽性を内包。繊細なサウンド・プロダクトは折り重なった生命の脈動や厳しい自然の営みをイメージさせます。
ジャケットには制作のきっかけとなった北川陽稔の映像からの美しいスチルを使用。フィールドレコーディング音源は、北海道在住でメディア環境学・アーカイブ情報学・音響情報学などの研究者である須之内元洋が提供。
また数々のアーティストのライブやレコーディングのサポート、ソロミュージシャンとしても活躍する演奏家、銘苅麻野がヴァイオリン・ヴィオラを、吉良都がチェロを担当し、ストリングスが作品により深みと質感を与えています。
NCD-11
format:CD
label:night cruising
release:2024/01/26
1. WETLAND 1
2. Ambient 1 - Drifting
3. Land Part.1
4. Field 1 - Birds in Wetland
5. Peninsula
6. Land Part.2
7. Ambient 2 - Undercurrent
8. Field 2 - Bokke / Coastline
9. Land Part.3
10. Ambient 3 - Crystallization
11. WETLAND 2