





ベトナム戦争を描いた『ディエンビエンフー』の正当続編が特装版で登場。「コムニスムス」はドイツ語で共産主義を意味し、カンボジア共産革命勢力「クメール・ルージュ」が台頭し、謎の指導者・オンカーが国民を支配していたポル・ポト時代の4年間が描かれる。主人公はベトナム人の幼女・プティ。カンボジアのジャングルの中で日本からやってきた14歳の自称戦場カメラマン・ヒカルと出会い、血が繋がらないながらも親子としてたくましく生きていく。
**以下、版元より**
1975年、カンボジア。
共産主義(コムニスムス)と資本主義(カピタリスムス)。
二人はまだお互いを知らない。
1975年3月──。14歳で単身インドシナに飛んだ自称・戦場カメラマン「ヒカル」は、共産主義革命勢力「クメール・ルージュ」が蠢くカンボジアで、最強の二歳児「プティ」の父親(ちゃん)になった。ベトナム戦争終結後のカンボジア、ポル・ポト政権時代を背景に描く新たなる大長編。共産主義(ルビ:コムニスムス)は、所有を解体する滅びの思想か? 自由と革命の哲学か?
・通常版カバー+特装版カバー
・著者サイン入り
・付録:『コムニスムス』発売記念 神ペーパー vol.1
発行:rn press
サイズ:B6
ページ:800P
ISBN:978-4-910422-13-8