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(版元解説より抜粋)
祝・YMO結成40周年!レコーディング・スタッフとして『散開』までを見届けた著者が、豪華ゲストとともに解き明かすテクノ・ポップの魔法!
78年のデビュー作『イエロー・マジック・オーケストラ』に始まり、『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』『BGM』『テクノデリック』『浮気なぼくら』、そして93年の『テクノドン』まで、YMOが発表した6枚のスタジオ・アルバムは、その後の世界のポップスを変えました。
本書はそのレコーディング・プロセスに深く分け入り、細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏というメンバー3人の共同作業から生まれたYMOのいまなお新しい音楽性の秘密を探っていきます。
■対談ゲスト
松武秀樹(シンセサイザー・プログラマー/作編曲/音楽プロデューサー)
飯尾芳史(レコーディング・エンジニア/プロデューサー)
砂原良徳(ミュージシャン)
木本ヤスオ(サウンド・プロデューサー/アレンジャー/シンセサイザー・プログラマー)
【著者プロフィール】
藤井丈司(ふじい・たけし)
音楽プロデューサー/アレンジャー/シンセサイザー・プログラマー。1957年、岐阜県各務原市生まれ、東京都杉並区育ち。はっぴいえんどとシカゴ・ブルースに溺れた学生時代を過ごし、1980年、ヨロシタミュージックに入社。アルバム『増殖』から散開までYMOのアシスタントを務めたのち、シンセサイザー・プログラマーとしてデビュー。サザンオールスターズのアルバム『KAMAKURA』、桑田佳祐『KEISUKE KUWATA』、布袋寅泰『GUITARHYTHM』の共同プロデューサーを務める。
90年代以降は、仲井戸麗市「魔法を信じるかい?」、玉置浩二「田園」、JUDY AND MARY「クラシック」、広末涼子「MajiでKoiする5秒前」、井上陽水「TEENAGER」、ウルフルズ「明日があるさ」などにプロデューサーあるいはアレンジャーとして参加、記憶と記録のミリオン・ヒットを数多く手がけている。最新作はBRADIO『YES』。牧村憲一、柴那典との共著に『渋谷音楽図鑑』(太田出版、2017年)がある。本書が初の単著。
出版社:アルテスパブリッシング
ページ数:288
判型:A5判並製
ISBN:9784865592023
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