

青森、秋田、東京から徳島、奄美、沖縄まで、写真家と追いかけた全国13の祭り探訪記。祭りの中で見つけたもうひとつの日本!(出版社解説より)
【目次】
はじめに
1. 下町に鳴り続ける不死のリズム──東京・錦糸町河内音頭大盆踊り
2. クールな囃子に揺れる東北のゴースト・ダンス──秋田・西馬音内盆踊り
3. 死の記憶が刻み込まれた盆踊りのステップ──岐阜・郡上おどり&白鳥おどり
4. リズムに熱狂する〈ねぶたの国〉の短い夏──青森・大川平の荒馬踊りと五所川原立佞武多
5. 霊山の麓を揺るがす屋台囃子のハートビート──埼玉・秩父夜祭
6. 神話的世界で繰り広げられる伊勢の田園エンタテインメント──三重・磯部の御神田(おみた)
7. 日本最強のダンス・ミュージックが生み出す祝祭空間──東京・高円寺阿波おどり
8. 海を渡った〈踊る阿呆〉のDNA──徳島阿波おどり~熊本・牛深ハイヤ節(前編)
9. 天草の〈風待ちの港〉で阿波おどりのルーツと出会う──徳島・阿波おどり~熊本・牛深ハイヤ節(後編)
10. 南西諸島とヤマトの交流が育んだルーツ・リズム──鹿児島・奄美大島のアラセツ行事と八月踊り
11. 沖縄の夏の風物詩に念仏踊りの影を見る──沖縄・本島と浜比嘉島のエイサー
12. 炭坑の町で盆踊りの原風景に触れる──福岡・香春町の盆踊り
13. 異人やケモノも登場する農村の一大スペクタクル──鹿児島・市来の七夕踊
あとがき
出版社:アルテスパブリッシング
ページ数:288
判型:四六判変形並製
ISBN:9784865591453