

批評家・佐々木敦が90年代に起きた音楽の地殻変動をとらえた名著、ニュー・ヴァージョンで『L』『R』の2冊同時発売!(出版社解説より)
【目次】
はじめに
01 無限大の幻覚から等身大の現実へ──ルー・リード『メタル・マシーン・ミュージック』を聴き直す
02 EP-4──いつまでも来るべき音楽
03 FRICTIONAL FRACTION / FRACTIONAL FRICTION──軋轢の自同律
04 ジョン・フェイヒイ──エニグマティック・ギター
05 ジム・オルーク──「音盤狂」としての音楽家
06 トータス──亀は誰もよりも速く歩む
07 「他者」としての音〜ジョン・ゾーン──「闘争=逃走」としての音楽
08 フランク・ザッパの「四分三三秒」
09 ハーフ・ジャパニーズと「はじまりの音楽」
10 キャロライナー──「悪趣味音楽」の解体
11 インダストリアル・ノイズシャンとしてのデヴィッド・リンチ
12 ローレン・マザケイン・コナーズ【1】──ギター・アイソレーショニスト
13 ローレン・マザケイン・コナーズ【2】──『ホフマン・エステイツ』
14 リチャード・ヤングスを紹介する
15 ディス・ヒート──早すぎた「音響派」
16 ドローン・ミュージック
17 「10代の魂」とは何か?──カート・コバーンを「伝説」から救い出すために
アーティスト索引
出版社:アルテスパブリッシング
ページ数:216
判型:四六判変形並製
ISBN:9784903951881