

ベルリンを拠点に活動するトルコ人サウンド・アーティスト/写真家のGözen Atilaによるサイケデリック・シンセ・フォーク・プロジェクト。本作は「UZUN HAVALAR(ウズン・ハヴァ)」と呼ばれる中近東民謡の集団即興演奏に基づいている。
Anadolはイスタンブールでの大規模なセッションにて録音。ドラマーたちの笑い声やギターの演奏、作曲家たちの遠吠え、フランス語のアナウンスや言語不明の叫び声など、環境音も一緒に収録。深いリヴァーブのかかったトランペットなどの金管楽器、そして浮遊感のあるプリミティブなシンセサウンドが融合。
言うなればホルガー・シューカイ meets クラスターの趣き、そこにエフェクトが掛かったGözen Atilaのヴォイスが乗り、曲が進むごとに昼から夜に移り変わるような深みを増す。配信もされてはいるが、これは絶対にヴァイナルで聴きたい作品。
【Track List】
A1.Görünmez Hava
A2.Ay Çürüdü
A3.Adieu
B1.Casio Havası
B2.Ya Evde Korksan
B3.78 Yılının En Uzun Dakikası
レーベル:PINGIPUNG
品番:PINGIPUNG65
フォーマット:LP