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NOIZ NOIZ NOIZ #2 May 2024 issue

1,650円

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編集者/著者として数多くの音楽書籍に携わる大久保潤によるZINE「NOIZ NOIZ NOIZ」の10年ぶりの新刊。巻頭は3大インタヴュー。 まずはLoupx garoux(ルー・ガルー)を始動させたニイマリコ。HOMMヨの活動休止から衝撃的だったソロアルバム『Parallax View』、現在までを赤裸々に語っております。 次に、日本のアンダーグラウンドロックの過去と今をつなぐ存在であるバラナンブ。「そりゃインタビューするならこの人でしょ!」という存在である森本在臣さんがインタビュアーを担当。バンドの成り立ちからアルバムリリースを経た現在まで、3人のバックボーンが複雑な色彩を映し出す”バラナンブ”というバンドをかなり理解できる内容になっています。(3人のノリがかなり面白い) 最後は、ヨムキクノムでも取り扱い中の新刊『パンクの系譜学』著者であり、展覧会「PUNK! The Revolution of Everyday Life」のキュレーターでもある川上幸之介。 第2特集は「ヨルゴス・ランティモス」。最新作『哀れなるものたち』がまさかの大ヒットで注目を集めるギリシャ出身のこの奇妙な監督について、最新作を佐々木敦&児玉美月の『反=恋愛映画論』コンビが語り、上條葉月&ヒロシニコフという気鋭の書き手たち(&俺)が過去作品を紹介します。 他にも、ザッパ評伝の決定版『フランク・ザッパ』や、『ヘンリー・カウ ― 世界とは問題である』の翻訳でも知られる須川宗純がザッパの「歌詞」に着目して考察した「Stink Foot」論。 そして「2.5次元演劇」という批評不在のジャンルに風穴を穿つべく立ち上がった柿内正午(&慈姑美味)による2.5次元演劇批評序説とも言うべき懇親の大長文論考と、寄稿も強力。 【目次】 ▼INTERVIEW ・ニイマリコ(ルー・ガルー) ・バラナンブ ・川上幸之介(『パンクの系譜学』) ▼小特集 ヨルゴス・ランティモスとは何者か 対談  ・反=恋愛的『哀れなる者たち』論 対談 佐々木敦・児玉美月 Filmography ・幻のデビュー作――『My Best Friend』 上條葉月 ・演じること、その境界――『kinetta』 上條葉月 ・イヌとネコが生んだ馬と鹿――『籠の中の乙女』 ヒロシニコフ ・シチュエーションの弱さに見るランティモスの本質――『アルプス』 ヒロシニコフ ・らしさ全開で世界に打って出た一作―『ロブスター』 大久保潤 観るものを困惑に陥れる最高傑作 ・――『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』 大久保潤 ・「一見、普通の映画」という特異点―『女王陛下のお気に入り』 大久保潤 ▼論考 ・足のくささ――フランク・ザッパ「スティンク・フット」を読む 須川宗純 ・2.5次元舞台を見る目をつくるために柿内正午(+慈姑美味) 編集・発行:大久保潤 サイズ:A5判 ページ:100頁 ▼『Loupx garoux / xxx ( Cassette Tape )』はこちら https://yomukikunomu.stores.jp/items/665ece88b5a959011f6713dd ▼『パンクの系譜学 / 川上幸之介(著)』はこちら https://yomukikunomu.stores.jp/items/65cb18d73f7c4d0001a16cb7

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