

『琉球怪談』シリーズの小原猛が渉猟してきた、現代の都市伝説へとつながる沖縄怪異譚を収録。沖縄のさまざまな市町村史や字誌などに収録されている怪異譚を、出典を明らかにしながら紹介。
▼著者:小原猛
作家。昭和43年京都生まれ。与那原町在住。カメラマン、ライターとして活動したのち、沖縄移住。沖縄独自の怪談や精神世界、御嶽文化などに興味を持つ。2011年にボーダーインクより『琉球怪談』でデビュー。その後『七つ橋を渡って』『不思議な子どもたち』『おきなわ妖怪さんぽ』『琉球怪談作家、マジムン・パラダイスを行く』『いまて゜もグスクで踊っている』(ボーダーインク)、『琉球妖怪大図鑑(上下)』(琉球新報社)、『琉球奇譚シマクサラシの夜』『琉球奇譚ベーベークーの呪い』(竹書房文庫)など。現在、琉球新報の小中学生新聞「りゅうPON!」に「ふしぎうちなーショートショート」、琉球新報住宅新聞「週刊かふう」に「沖縄ミステリーツアー/隣のマジムン」連載中。また「琉球怪談」のコミック版(太田基之・画)が小学館から刊行。
出版:ボーダーインク
ページ数:214
判型:四六判
装丁:宜壽次美智
発売日:2021.7.30
ISBN:9784899824077