


初期4ADを代表するバンドCocteau Twinsと、アンビエントミュージックの先駆者Harold Buddのコラボレートにより生まれた、1986年リリースの奇跡の名盤『The Moon and the Melodies』が、メンバーのロビン・ガスリーによるオリジナル・テープからのリマスタリングを経てリイシュー。
オリジナルリリースから40年近く経った今でも支持され続ける作品であるが、意外にも本作のコラボレートに至る経緯は本人達も正確には覚えていないとのこと。
ロビンとサイモン・レイモンドの記憶によれば、インディーズ系テレビ局のチャンネル4が、異なるジャンルのミュージシャンをペアにしたフィルム・プロジェクトの案を、〈4AD〉に持ちかけたのだという。
しかしハロルド・バッドによると、当時コクトー・ツインズが彼の曲をカヴァーすることに興味を示したため音楽出版社が両者をつなげたとのこと。(1980年代のインタビューより。ハロルドは2020年に他界)
経緯は不明だが、なんにせよ奇跡の名盤であることには変わりない。
暗く冷たい川底をイメージさせるモノクロームなドリームポップ/アンビエント。
【収録曲】
1. Sea, Swallow Me
2. Memory Gongs
3. Why Do You Love Me?
4. Eyes are Mosaics
5. She Will Destroy You
6. The Ghost Has No Home
7. Bloody and Blunt
8. Ooze Out and Away, Onehow
レーベル:4AD
品番:4AD0642CDJP
フォーマット:CD
※購入特典としてアートプリントが付属します。
▼『The Moon and the Melodies』 ( 輸入盤LP )もあります。
https://yomukikunomu.stores.jp/items/66cd4ed09a7b2103d0dd021d